名前地図理論

名前地図理論

人に情報アンテナモジュールのようなものがあるとすれば、現代のように高度化断片化した情報社会の中では、その機能のほとんどが名前検知のみに過ぎない。つまりカテゴリを入れ子状に張り巡らした地図のような場所にキーとなる名前だけが配置してあり、その配置された名前との一致、不一致、近似値といった判別が人の情報処理の大部分である。たとえば「お気に入り」「漫画」というカテゴリ空間に名前「シグルイ」を配置しているブックマーカーがいたとして、その彼がブログ記事タイトルの中に「シグルイ」の名前を感知したとすれば、特にそのエントリを読むまでもなくその名前が「お気に入り」カテゴリだからというその1点を理由にブクマする、ということが起こる


名前地図だけをたよりに行った判断や評価は、その内容まで織り込んだ上での実証的な判断や評価と比べて大きく違ってくることがある。これを名前地図ギャップと呼ぶ